影のRX100・パート2

影のRX100、第1回はこちら

最近、このRX100ブログのおかげで色んなご縁に恵まれまして、お仕事、プライベートともどもあらためてRX100ありがとう! という気持ちです。相変わらずほぼ毎日持ち歩いていますよ。

カメラのクリーニングでよく使うブロワー、あれコンデジにフーフー空気を吹いてしまうと、逆にズームレンズの奥に埃を押し込んでしまうのでNGなんですが、ネット上をつらつらと見ていたら逆に「掃除機で吸うといいよ!」という目からうろこの逆転発想記事をいくつか目にしまして、こんど実践してみようと思っとります。

さて、今日は影のRX100。いや別に普段から影ばっかり狙っているわけじゃないんですが、影が長いと思わず撮っちゃうんですよね。

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これ面白いもので、そもそも普段から写真を撮る、生活しているなかでずーっと「これをこう撮ると面白いんじゃないかな」という目で辺りを見ていないと、意外と影の形が面白いよね、なんていうことには気づきません。ええ私もそうでした。

写真教室の生徒さんで、海外旅行に行った時にステキな写真を撮れるようになりたい、っていう動機で来られる方、けっこう多いんです。

人類にとって「珍しいものを見た時に記録したい」って欲求は歴史上を見てもめちゃくちゃ強いらしい事は分かっていますし、個人的にも気持ちはよーく分かるんですが、普段自分が暮らしている日常の中で「これを写真にこう撮ったら面白いんじゃない?」と見つけられる人じゃないと、海外旅行に行ってもいわゆる観光写真的な、写真を他の人が撮った後からなぞるように撮るだけで終わっちゃうんですよね。でもそれじゃ観光ガイドの文章をコピーして旅ブログを書くようなもんで、あんまり意味がないんじゃないの? と思うんです。本当に大切なのは「なぜそれを撮るに至ったか」の方ですから。個人の体験としていえば、写真は単なる結果でしかありません。

もちろん、「そういうの」をまさに撮りたいんだ! フォトコン雑誌に載っているようなのが撮りたいんだ! っていう方もいると思いますし否定もしないですけど、「誰が撮ったか」「何を思って撮ったか」っていう部分、そこが写真文化としては一番大切なところなんじゃないのかな、と思う次第です。

特に趣味で撮っているような人ほど、単純な写真の出来栄えどうこうよりも、撮った時に撮った人がどうだったのか、そういうのが写っている写真の方が良いんじゃないだろうか、なんて思いますね。もちろんこれは私個人の意見ですけどね。だからこそ普段から身の回りを撮るっていう行為が大事なんだよ、というお話でした。

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