RX100の優位性とは
このブログだけ見ると病気みたいにRX100、RX100と唱えておりますが、普段はフルサイズやAPS-Cのカメラもよく使っております。
RX100の優位性
そもそも画質ってなによ
よく聞かれるんです。写真の画質って何? って。
これ色んな意見があるんですが、要は画質が良いっていうのは、違う機材で写真を1枚ずつ撮ってみて、どちらがよりグッと来るか。これに尽きます。
グッとくるためには色んな要素があります。たとえば細かいところまでキリキリと精細に写ります、とか、色がよりつやつやっときれいに出るとか。人間を撮った時の、ほっぺのグラデーションがきれいに出ます、とか。色んな要素があるんですが、要は写真を見た人がグッときた数が多い方が良いですよね? どう考えてもグッと来る人が多い方を目指して色んなものを開発する筈じゃないですか。
だから、よりグッと来る写真が撮れる方が画質が良い方です。
メカ的
また、機械としての観点からカメラを見ると、
センサーがでかい → 画質が良い。
レンズがでかい → 画質が良い。
この2つは鉄板です。詳細な説明はアレしますが、とにかくでかければでかいほど画質的には有利なんですよ。単純な話、サイズとの戦いで画質を犠牲にしなくて済む、という点だけ考えても、大きなカメラの方が有利そうでしょ。
RX100の優位性が最大に発揮されるところ
絶対的な画質では、より大きなセンサーを積んだカメラに勝てないRX100ですが、最大の優位はやはりその小ささ、軽さです!
ポケットから手品のようにスッと取り出して、サクッと撮ることができる。このことが最大の利点ですし、これを活かすと、このカメラでないと撮れないポジションから撮ることが可能です。
写真って撮る時の、撮る人の気持ちがすごく影響するものですから、実際にはごっつい一眼レフを持っていても「はいはい、ごめんね」って30cmくらいの距離まで近寄って撮ってOKな状況だとしても、撮る人が遠慮しちゃったりするんですよね。RX100は軽くて小さいおかげで、そのあたりの心理的な障壁が下がってくれるあたりに最大の利点があると思います。
ということで
という流れで来ると、そりゃ優位性を活かした写真をアップしておかないと話が終わらないですよね。ちょっとLightroomで探します……
とまあこんな感じでしょうか。普通ならなかなかカメラを取り出し辛いシチュエーションだったりすると思うのですが、容赦なく撮っております。
考えてみると私自身はごっついカメラを持っていても気にしないでスイスイっと行ってしまうといいますか、それが仕事なのであんまり気にしなくなっちゃったんですよね。実は撮られる側は、よほど長い望遠レンズでもくっつけていない限り、そう気にしていないみたいなんですよ。撮っている側が「いや~でっかいカメラだから不審に思われたら……」とか考えているから本当に挙動が不審になるだけで、堂々としていれば意外と平気だったりします。
それでも撮り逃げスナップをしようとすると、RX100とかRX10の方が気持ちが楽なのは確かです。なんせカメラが小さいですからね。