ひと月ぶりのRX100

ハッ！　と気づいたら1ヶ月近く空いておりましたRX100ブログの更新です。
いやまぁ、デジカメ、しかもコンパクトデジカメなんて1年毎に型落ちしていくのがほぼ当たり前みたいな状況ですし、RX100M3が出た後から始めたブログですから速報性はそもそもゼロです。のんびりやる事にします。

11月は少々本業のカメラマン稼業が忙しかったのですが、その間もずっとRX100はポケットに入ったままの状態になっています。

最近同じSonyのα7を買ってRAWデータをRX100と見比べています。「なるほどこれがSonyの意図するRAWなのね」というのは良く分かるんですが、逆にRX100の凄さを感じたりもします。
2000万画素でシャープな画像で、多少狭いダイナミックレンジをコントラストの高さに上手く結びつけている感じ。

α7の方はダイナミックレンジ広々なのですが、逆にRAWを扱おうとすると慣れない方の場合、適性な露出がどこなのかいきなり見失ってしまいそうになりますし、コントラストをどう切り詰めるかというのが現像する側の人間に完全に委ねられてしまうので逆に見切りが難しいのではないかなと思います。私も1万枚近く撮ってようやく分かってきましたからね。

仕事先なんかで「カメラを買おうと思っているんですがどんなカメラが良いでしょう？」と聞かれると、写真を本格的にやりたいという方以外の場合は「ソニーからRX100っていうコンデジが出ていましてね……」とお話しています。これまでに多分15台くらいは売っていると思います。

下手にいじれる要素がたくさんある最新のフルサイズ一眼やミラーレス一眼より、パッケージとしてコンパクトで「押しゃー撮れるんだけどすっごいキレイ」っていうRX100の方が下手したらニーズがあるんですよね。