新宿イラストレーション
このブログを始めてから、一体どれくらいの時間が経ったでしょうか……ってログを見ればすぐに分かるんですが、ええと今年の7月4日に開設でしたね。およそ2ヶ月が経ちました。
写真ブログなんて腐るほどある中でも、カメラを限定してのブログっつうのはあんまり類を見ないのではないかなと思います。レンズと「開放で撮る」っていうのを限定してのブログは存じ上げておりまして、その方の写真はすごく好きなんですが、カメラの機種っつうのとは違いますしね。
開設以来ちまちまと写真のアップを比較的高めの解像度で続けてきました。どうでしょうRX100の1つの可能性を提示出来ているのではないかなと自負しとります。楽しんで頂けていると嬉しいなと思います。
先日新宿へ寄ったので、イラストモードで撮ってみました。
イラストモードで撮るというのは、RAWで撮るのと比べると「二度とやり直しが効かない上にイラスト調の写真しか残らない」という魔のモードです。
だからといって殊更緊張するわけでもないのですが、逆に言えばそれほどRAWで撮るというのは安心感があり、またイラスト調で撮るというのは異常な事なんだなと思います。
RX100はもちろん、ミラーレス一眼なんかにもよく搭載されている色やなんかを極端にいじるモード、あれRAW画像はとっておかなくて良いの? ってよく思うんですよ。その場のお遊びとしては楽しいねーでOKなんですが、10年後に見た時に果たしてその極端に緑被りしてアホみたいに周辺光量を落とした写真で良いのか? とか心配しちゃうんですよね。トレンディに感じるのは今だけだぞ、って。それって若い子がいたずらにタトゥーを入れてしまうのを年長者が心配しちゃうのと同じ感じです。
もちろん両者とも、やる本人の問題なので放っておきゃよろしいんですが、わたくし個人としてはRAW画像っていうのは「少なくともその時点で一番きれいな体をとっておける」みたいな素晴らしい機能だと思っていますから、出来る限りそれを保存しておきたいなと思う次第です。
その「きれいな体」なんて今日は要らないの! どうしてもこの狂った感じが良いの! という気持ちにさせてくれるイラスト調(強)、ただ者じゃありません。ずっとやってると飽きますけどね。
しかしやっぱりこのイラスト調、人間を撮るのが一番楽しいです。