またも最近のRX100
こんにちは。何となく寒くなってきましたね。こういうのはバイクに乗って走り回っていると季節の変わり目に一番敏感になれる気がしますが、毎日出歩く時間も場所もバラバラなカメラマンは意外と鈍いであります。
わたくしのRX100、どうもレンズ内の微細な埃が増えてきているのか、シャープな写りでなくなってしまっています。微妙な違いではあるのですが、毎日何台日のカメラ、レンズをとっかえひっかえしているとそういう変化にも敏感になりますな。ぼちぼちまたメーカーに出してメンテナンスしてもらわないといけないようです。レンズの表面や内部に付いた微細な埃、チリの類って、ちょっと逆光になるとすぐに「ふぁー」っと柔らかくなっちゃいますからね。パキパキにコントラストを出したい人ほど注意しないといけません。
そう、むしろ逆にソフトフォーカスな写真が撮りたければ、レンズに直接だとアレなのでプロテクトフィルターでもつけて、それにべたべた指紋を付けてみると良いですよ。強制的にソフトフォーカスになりますから。
というわけで最近のRX100写真です。
レイアウトなんて言葉は知らん! というくらい適当な配置になりましたが、きっと誰も気にしないと思います。上段右上のテーマパークは仕事で行ってきました。中学校の修学旅行以来、20年ぶりくらいにあの敷地へ足を踏み入れた気がします。いま考えてみると修学旅行でここに来るっていうのは不思議な選択ですね。
最後の写真、一昨日でしょうか最近買った無印α7にFD300mm F4をくっつけて近所の公園へテストに行きました。手ブレ補正なしのレンズで2400万画素のカメラ、しかもボディが軽くてホールドしづらいやつっていう組み合わせは悪夢のように手ブレしまくりますね。
我らがRX100は手ブレ補正が実はすごくよく効いているんですよ。試しに手ブレ補正オフにしてちょっと暗いところで撮ってみると、「あれっ?」ていうくらい手ブレ写真を連発している筈です。
写真教室で教えていてつくづく思うのは、機材の便利さっていうのはひと通りカメラの機構を勉強して「こんな風になっているんだよ。すごくない?」って説明しない限り、その価値も有り難みも全然分からないんですよね。インフラ整備に従事する仕事をしている人たちの技術や努力が普通に暮らしていると全然見えないのと同じです。
実はものすごい技術が使われているにも関わらず、カメラがオートでちょちょっとやっているように見せてしまう事で価値が理解されないっていうのは、なんともったいない事なんだろうと思います。