レンズの汚れとソフト効果

こんにちは。
皆さんソフトフィルターってご存知ですか? Googleで画像検索してもらうといくらでも作例が出てくると思うんですが、レンズの向こう側に、薄く曇った半透明のフィルターをかますことで、ふわふわ効果を出すものです。

これ、今どきそうそう使わないと思うんですが、おじさまカメラマンは多用してましたよね。ブライダルとか写真館でもよう使っておりましたが、最近はとんと見かけません。

ソフトフィルターって、別にそういうフィルターを買ってこなくても簡単に再現する事ができます。一番手っ取り早いのは、レンスをべとべとの指でタッチする事!

わたくし、図らずもそういう作例を撮ってしまったのでご披露する事にします。

20150610-_DSC6136

↑右上のあんちゃん達がふわーっとしちゃっていますよね。撮っていて「なんだこりゃ?」って思ったのでレンズを見てみたら……

 

α7+Carl Zeiss Makro-Planar T* 2.8/60で撮影

α7+Carl Zeiss Makro-Planar T* 2.8/60で撮影

指紋べっとりついてますやん! っていう感じです。まさに画面の左側、あんちゃんたちが写っていた場所にぴったり指紋の位置が相当します。

これ逆光だったり、画面に白い成分が多い時によりふわふわになりますからね。
普通はレンズに直接触ると後が大変なので、ソフト効果を出すにしてもプロテクトフィルターを付けて、そこにハンドクリームだのワセリンだのを塗ります。真ん中だけ塗らずにはっきりさせたりとか、いろんな小技があるようですよ。

まぁ個人的にはソフト効果なんてブライダルの撮影を請け負っていた時ですら知らんぷりで使わなかったくらいなので、汚れも消去であります。レンズクリーニングに関しては、そんな記事を以前書いたような気がするので参照してくださいね。後でリンクします。→コチラ

ちなみに、目立たないシチュエーションだと全然目立たないんですよこれ。同じ汚れが付いていても見えない時もあるんです。

 

20150610-_DSC6132

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