奥多摩とEV

こんにちは。ちょっとずつ暑くなってきましたね。

先月から写真教室で中級レッスンをはじめまして、いつもの私のところのレッスン同様、勉強になることだったらどんどんやりなはれ! でストロボを使って人を撮ってみたり、私が撮るのを手伝ってもらったりと楽しくやっております。

RX100ワークショップも、特に大規模な告知はしていないんですが、じわーりじわりとお申し込みを頂いておりまして、いま10人くらいの方がご予約確定です。嬉しい。

要は「写真を楽しもうぜ!」っていうことなので、面白そうだな、と思っている方がいらしたら、どの段階からでも、どーんと飛び込んできてもらえればこちらで何とかします。

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先日、教室の生徒さんたちと奥多摩へ行きました。

写真能力の発達

最近つくづく思うんです。写真能力の発達って、けっこう類型的だなと。

箇条書きにしてみましょうか。ある意味ではアイディアルといいますか、私の考える典型例でありまして、撮るものや撮り方が全く違う人の場合は当てはまらないかもしれませんが、私の界隈ではだいたいこんな感じです。

  1. カメラを買ってみる。
  2. カメラの中で何が起きているか、よくわからない。
  3. とりあえずピント合わせからスタートして、撮っているうちに少しずつ色んなことが分かってくる。
  4. 絞り、シャッタースピード、感度の役割をなにかで勉強する。
  5. でもそれらがどう絡み合うか分からない。
  6. 何かのきっかけでマニュアル露出で撮るようになる。
  7. どこからかの情報でEVの知識を手に入れる。
  8. 狂ったように撮りまくる。
  9. RAW現像を覚える。
  10. 露出をマスター。

とりあえず露出というものがどういうものなのか、って理解するまででこんな感じです。

人によって早い遅いはありますし、後半のものほど順序の前後はあるんですが、キーワード的にはEVとかマニュアル露出、RAW現像あたりですね。

あと的確なコーチングってやっぱり大切! 私は独学でやりましたけど、変な人に習わなくてよかったな、って思いますもん。
Youtube上で写真を教えるよ、っていう方、がっちり合っている方もいらっしゃれば、一本の動画の中で矛盾しちゃうような方もいらっしゃるので、うわーこりゃ大変だ、と思って見ています。

写真を教える側として、また写真をどんどん深く楽しんでもらいたい側としては、どういう形でも良いので、とにかくEVの知識をしっかり身に着けてほしいと思っています。

実はRX100で撮るときも、そのあたりの知識があると格段に写真が良くなるので、ぼちぼち絞り優先で撮るのは飽きたなー、という方がいらしたら、まずはマニュアル露出を試してみてください。

マニュアル露出が何も考えずに出来るようになったら、つぎはEVの知識を取り込んで、さらにRAW現像をマスターすると露出に関してはもう怖いものがなくなります。

 

と、なんだか今日はカタい話になっちゃいましたね。
写真には色んな楽しみ方がありまして、好きなようにやれば良いんですが、もっとカッコよく撮りたいんだけどな~どうしたもんかな~という方は、こういう道を進むと実は最短距離で好きなように撮れるようになるんだよ、というお話でした。

 

RX100ワークショップ、まだまだ受付中ですからね! ご連絡お待ちしとります。

One Response to “奥多摩とEV

  • ほんとに誰に教わるかで、かなり違いますよね。最近、つくづくそう思います。私がカメラを買ったキッカケは、とある漫画家先生の何気ない写真だったわけですが、それは特別な場所で撮ったわけでもない、ただ身近にある光景だったんです。そういう写真を見て、自分でもあんな写真が撮ってみたい!と思い、どっぷりとハマってしまいました。私がRX100を買ったのも、その人のアドバイスだったんです。

    私は今現在、「8」あたりでしょうかねぇ。写真がアホみたいに増えていきます^^;

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