花のRX100

次回は花の写真をアップするよ、と書き残してずいぶん経ってしまいました。すでに春は終わり初夏ですね。

わたくし個人としてはフリーランスなのでゴールデンウィークも全く関係なく稼働しているんですが、ブライダルみたいな仕事を請けていないので最近仕事はほぼ平日ばかりです。休日、祝日は撮影がないので延々と事務処理ばかりしておりますよ。

そのおかげで、「ちょっとそこまで」と散歩しては近所の花をパチパチと撮って回る事が出来まして、今年はわざわざ遠征しなかった割にまぁまぁ花が撮れています。
もんのすごい作品っていう感じではなくって、スナップの一環としてちまちま撮っているだけなんですけどね。そういう用途にRX100って本当に合っています。

ただ、皆さんご指摘の通り初期型とM2に関してはマクロ域の撮影がほぼ不可能です。ものすごくやる気があるときはレンズ先端にクローズアップフィルターを取り付けて近接撮影するときもあるんですが、なかなかねぇ。

ということで、基本的に遠景、桜だったら木まるごとっていう写真が増えて行きます。これはこれでまたよろしいですな。もっさり。

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今年、花の写真を同じSonyのミラーレス一眼、α7と一緒に持ち歩いて撮ってみたんですが、RX100のオートホワイトバランス、かなり正確で驚きました。

同じシチュエーションでα7がちょっと花の色に引きずられていたりしても、RX100は撮って出しで使えてしまうくらい正確なホワイトバランスを叩き出します。一体なんでしょうこれは。

あとそうそう、シャッターボタンを半押しにしても戻ってしまう現象が起きているとお伝えしておりました私の初代RX100、どうも直ったようです。

今も稀に同じ症状が出る時があるのですが、それはどうも絞り優先のAモードにした後でPに戻したり、なんていう特定のモード変更の後に起きているような、そうでもないような微妙な感じです。
とりあえず気兼ねせずに使えるようになってくれて嬉しいので、まだまだ使いたいと思います。

次回は昨日遊びに行った祭りのわっしょいわっしょい具合を撮った写真かな。小ネタも何かあったらアップしますからね。お楽しみに!

 

6 Responses to “花のRX100

  • お世話になっております。

    私の場合、昆虫を生息環境ごと映し込む広角マクロ的な写真が好みなので
    RX100のワイド端のマクロを多用します。
    M3のテレ端マクロにもかなり興味があったのですが、
    M3は結構レンズに無理をしているようで、RAW画像(ワイド端)はものすごい歪みでした。

    レンズ交換式に手を出しましたが、改めてRX100の優秀さに気づきつつあります。
    結局FUJI機に手を出したのですが、ハマるといい画が撮れるものの、
    AEが暴れたりうっかり手ブレさせたりで、
    手軽に安定して撮れるというのがいかに“偉大”か思い知らされています。

    新たにUPされた写真を拝見して改めて思ったのですが、
    RX100は結構中間諧調が広いのでしょうか?白飛びはしやすいというお話でしたが…
    マイクロ4/3なんかだと、もっとパキパキにコントラストがついてシャドーがドンと潰れそうな所でも
    結構色が残っているように感じます。
    (FUJIはjPEG生成で意図的に潰しているような感じです。)
    ライティングの選び方によるものなのでしょうか?

    • >greenfiddlerさん
       そうですかM3は歪みますか……。M1、RAWで見ても歪みがほとんどないので、こりゃRAWの段階で既に加工されているのかしら、と思っておったんですが、M3で歪みが出てているということはいじっていなかったんですね。

       フルサイズ機でサイズに余裕があっても、28mmを切る焦点距離になると途端に設計が苦しくなってくるようで、ましてやあのサイズで沈胴式のレンズなのに24mm相当というのはなかなかのものなんでしょうね。

       Fujiのミラーレス機も、レンズを含めてシステムとしてのバランスが良さそうなので気になるところではあるのですが、どうしてもヤシコンレンズがオリジナルの画角で使いたくてα7にしちゃいました。

       RX100、ダイナミックレンジは中間~低い側が粘るというより、やっぱりハイライトが簡単に飛んでしまう、というイメージですね。あのセンサーサイズでハイライトだけ飛びやすいという事じたいが驚異的だと思いますけどね!

       大体カメラ内現像ってCanonもそうなんですけどコントラストめちゃくちゃ高くて黒をつぶしに来ますよね。NikonもAPS-C機はそういう傾向が強いようで、RAWに慣れている身としては、どうしても「うわーなんだこれ」と思ってしまいます。

       トーンの繋がりの美しさが勝負どころですよね

  • いろいろ、すごく勉強になりました!
    言われてみれば、NikonもCanonもカラログのカメラ内JPEGがやたら高コントラストですね。

    ヤシコンレンズ、超憧れです!
    僕が興味を持った時は時すでに遅し、
    中古市場でも高嶺の花と化していました。
    憧れは捨てきれず、
    実はXマウントのPlanarの1.8/32mmを使ってます。

    • >greenfiddlerさん

       Touitっていうやつですね。たぶんあれを買うお金で、中古の安ヤシコンレンズが5,6本買えちゃうんじゃないかと思うんですが……。ネット上の作例を見てみると、Planarらしいとろーんとしたロマンチックな写りですね。Fujiとも合いそうです。α7にPlanarを付けると、ボディ側がけっこう冷たい感じの写りをするのであんがい相性が良くない感じなんです。
       こんどフルサイズのEマウント用でBatisってシリーズが出ますけど、25mmと85mmで2本合わせて25万円以上するんですよね。欲しくてたまらないですが仕事で使うレンズならまだしも、スナップ用に25万はちょっと……と二の足を踏んでおります。25mmと85mmがあればどこへ旅行に行ってもまず困らないので、旅写真で稼げるような身分になったらと思っています。

  • レスが長くなっちゃってスミマセン。
    フルサイズならPlanarの50mmで問題ないのですが、
    伴様もおっしゃったように、APS-C機だと画角的にはテレフォトになっちゃうんですよね。
    α7という手もありましたが、ちょっと華奢で、野山を持ち歩いたら壊しそうで(笑)
    (あっ、今考えるとBiogonの28mmでもよかったのかも…!)

    それと、被写体のかなりの割合を植物や生き物が占めるので
    touitのかなり寄れる点と、AFが効くという点が決め手でした。
    (中古で買ったので、お値段は現在の中古市場だと程度並のヤシコン2本分ほどです)
    写りですが、Fuji機と組み合わせると、とにかく高コントラストでこってり色が乗ります。
    よく柔らかいと言われますが、開放からピントピークはビシっとしていてハロも出ません。
    個人的には、ロマンチックというより、良くも悪くもリアリティ溢れる写りだなぁと感じます。
    生き物が、最高に生き生きと(そしてグロテスクなものはグロテスクに)写ります(笑)

    Batisは、発表を知った瞬間に、Eマウントにしとくんだったわー!という魂の叫びを発してしまいました。
    touitはAFがかなりスットロいのですが、Batisはそのあたり大幅に改善されてそうですね。
    25mmと85mm…パースと切り取り、眼前の風景と眺望、ストリートスナップとポートレート
    本当に憎い出し方をしてくるものです。
    値段も立派ですが、フルサイズ用SONYツァイスに比べるとかなり良心的な気もします。

    • greenfiddlerさん

       そうなんですよBatis、本当にニクいところを突いてきますよね! お値段もおっしゃる通り性能に対して考えればリーズナブルに見えます。まだ買えないですけどね……

       最近ずっと、よその国へ行って体力的な負担を出来る限り軽くしながら効率よく風景なんかの写真を撮るにはどうしたら良いだろう、って考えておりまして、まずはVario-Tessar 24-70、あの評判のすこぶる悪い標準ズームを買うしかないんだろうなという結論に達したんですが、その次はやっぱりBatisへ行きたいものです。

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