RX100が汚れたら

今日は大変実用的な、カメラのクリーニング方法について勉強しましょう。

 

最初に禁止事項

まずRX100に限らず、カメラのレンズは触っちゃいけません。指紋が付いて「もやー」っとした写真になっちゃいます。

一眼レフなんかの場合は、レンズを外してむき出しになる部分はすべてタッチNGです。ボディ側もレンズ側も、ボディからレンズを外した時に露出する部分はかなりクリティカルなダメージを負いますから要注意ですよ。

あと一眼レフの場合はファインダーですな。ファインダーもレンズが入っているので指で触ったりしないように注意しましょう。RX100はM3がファインダー付きなので、指で触ったり、枝でつついたりしちゃダメです。

またデジカメ全般において、端子に触っちゃダメというのも付け加えておきましょう。なにもちょっと端子を触ったからっていきなり感電して死んだりする事はそうそうないですが、端子が皮脂で汚れるとロクな事がありませんからね。

 

クリーニングキット

キットっていうほどの事はありませんが、RX100をきれいにするのに私が使うのは以下の道具です。

20140829-_MG_4761

薬局で100円くらいで売っている消毒用のエタノールに、繊維が細かくてメガネなんかを拭いても大丈夫なクロス。

それからハクバというカメラ関連メーカーの作っているレンズペンというやつです。左に写っているものね。

このレンズペン、どう考えても構造上に欠陥があります。
上の写真に写っている時点でもうキャップが取れそうでしょ。これ大きめのサイズのも2,3本買った事があるんですが、1,2回使うとすぐにキャップがゆるゆるになって、自然と落ちるようになっちゃうんですよ。便利な道具なので使わない時はキャップをテープで留めて使っていますが、是非とも改善して頂きたいところです。

この3点の道具があれば、RX100のクリーニングには困らない筈。

 

クリーニングってどうすんの

クリーニングっていっても難しい事ありませんよ。

液晶を含む外装部分に関しては、スマホと同じです。無水アルコールを付けたティッシュかクロスか、そんなようなもので拭けばきれいになります。むしろ全面的に液晶になっているスマホよりも扱いが乱暴でも大丈夫なくらいですから、安心してキレイキレイしてください。

レンズだけはちょっと気を遣います。

 

レンズ汚れの分析と対策

まず最初に、レンズ表面に埃が付いている時。

コンデジ全般に共通の禁止事項があります。それはブロワーを使ってはいけない! ということ。

ブロワーっていうのは一眼レフを使っている人にはおなじみの、ほこりを空気で吹き飛ばすアレです。

20140829-_MG_4773

これね、便利なんですけど、コンデジのレンズは構造上スカスカに出来ているので、ブロワーで強く埃を吹き飛ばすと、表面の埃を奥へ押し込んでしまうんです。だからご法度。

じゃあレンズ上に埃が付いていたらどうするかっていうと、レンズペンのお尻側を使ってください。

20140829-_MG_4765

刷毛が付いてますから、これでささっと掃きます。

この刷毛でも落ちないくらい細かい埃や皮脂なんかについては、反対側のフェルト部分を使います。

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キャップを外すとこういう風になっていますから、これですいすいっとレンズ表面を拭きます。

ゴリゴリやると埃でレンズを傷つけてしまったりするので、ジェントリーにお願いします。あらやだレンズに触っちゃった、くらいの皮脂だったら、これで一発クリーニング完了の筈。

こんな感じで使うんですよ。

20140829-_MG_4769

もしこれで落ちないような汚れ方をしている場合は、レンズクリーニングペーパーというので拭くはめになるんですが、RX100を通常の使い方で扱っている限りはそうそうそんな目に遭う事もないでしょう。

 

手に負えない場合もあります

さて最後に、サービスセンターに持ち込まないと我々ユーザーではどうしようもない汚れもあります。

それはレンズの裏側や、ローパスフィルター上に汚れがついてしまった場合。

20140822-_DSC6995

これ、左下の方にぽちっと丸い汚れが見えませんか?

絞りを絞った状態で撮った写真を連続て見ていて、「あれ? この丸いシミ、違う写真にも同じ場所に出てくるな」と思ったら、それはレンズの裏側かセンサーの前に付いているローパスフィルターというものの上に埃が乗っている状態です。

これは絞れば絞るほど目立つので、暗いところで絞りを開けて撮った写真を見ても分かりませんよ。

これをチェックする方法を伝授しましょう。

 

ローパスフィルター上の汚れチェック

先程も書いた通り、ローパスフィルター上の汚れは絞りを絞った時ほどはっきりと見えてしまうので、モードをAかMにして絞りをF11(RX100の最小絞り)まで絞り込みましょう。

また、感度を一番低いISO80まで下げます。

その状態でRX100を何も入っていないフォルダーを開いて表示したパソコンのモニターや、天井や曇り空のようにパターンがちまちましていないものに向けてシャッターを切りましょう。

シャッタースピードが長いのは全然問題ありません。これ汚れはカメラが動こうがなんだろうが同じ場所にとどまり続けるので、むしろ派手にカメラを動かして手ブレしてやったほうが良いくらいのもんです。

出来ましたか? 私が撮ったのをちょっと見てみましょう。

20140829-_DSC7130

 

あらー下の方に3箇所くらい大小の埃が付いてますね。

どうしてもハードに扱うので埃がレンズの隙間から入ってしまいます。

私のRX100の場合は、広角側と望遠側両方でこのテストをしてみたところ、汚れの位置が変わったものがありました。どうやらローパスフィルター上だけではなく、レンズの裏側にくっついているものもありそうです。

この汚れ、皆さんお気づきの通り手が届かないところまで行ってしまった埃なので、もうメーカーに行って清掃してもらうしかありません。前述のブロワーをコンデジに使うと、表面の埃を手の届かない奥地までフーフーしてしまって、メーカーに清掃してもらうまで永遠に写り続けるシミを作る事になりますから、くれぐれもご用心を。もちろんスプレー缶のエアーダスターもコンデジのレンズにはご法度ですよ。

ま、RX100は高級と呼ばれるとはいえコンデジですから、小さな汚れや傷を気にしてないで、ばりばり使えば良いんじゃないでしょうか。レンズさえ傷つけなければ大丈夫です!

 

カメラ全般、程度にもよりますが極端な衝撃、それから水没とレンズの傷にさえ気をつけていればそうそう壊れる事はありません。

大切に大切に使うのも良いですが、どのみちデジカメはものすごい勢いでリセールバリューが下がっていきますから、どうせ価値がなくなるものだったらガリガリ使ってやった方が良いと思いませんか? リセールバリューを気にしてシャッターを切らずにいたら、そのカメラの真価が分からないかもしれませんよ、というわけでまた。

 

 

 

4 Responses to “RX100が汚れたら

  • わたしはボディの保護には自動車用のポリラックというコーティング系のワックス使っています。もちろん、レンズなどのデリケートな部分には御法度ですが、これをかけていると汚れも付きにくくなりますし、ちょっとだけボディもピカピカになります。多少の汚れはきれいなタオルに水を染みこませてよく絞った状態で拭けばすぐに落ちます。コツは薄めて、ささっと軽く塗って後は柔らかい布で拭き取るだけ。惜しむらくは、入手しにくいことと、価格が高いことです。

    • >樋口さん
       ワックス……すごい愛情ですね。その発想はなかったです。
       どちらかというと、手で触って脂が付いてしまうので、アルコールなんかで定期的に脱脂する方向でメンテしとりました。
       なるほど下地というか、最初にコーティングしちゃうのも良さそうですね。情報ありがとうございます!

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  • コンパクトカメラのホコリ除去にブロワーは使わない – オーケーマック :

    […] まず最初に、レンズ表面に埃が付いている時。 コンデジ全般に共通の禁止事項があります。それはブロワーを使ってはいけない! ということ。 ブロワーっていうのは一眼レフを使っている人にはおなじみの、ほこりを空気で吹き飛ばすアレです。 これね、便利なんですけど、コンデジのレンズは構造上スカスカに出来ているので、ブロワーで強く埃を吹き飛ばすと、表面の埃を奥へ押し込んでしまうんです。だからご法度。 RX100が汚れたら | Sony DSC-RX100だけで撮るブログ […]

  • レンズの汚れとソフト効果 | Sony DSC-RX100だけで撮るブログ :

    […] まぁ個人的にはソフト効果なんてブライダルの撮影を請け負っていた時ですら知らんぷりで使わなかったくらいなので、汚れも消去であります。レンズクリーニングに関しては、そんな記事を以前書いたような気がするので参照してくださいね。後でリンクします。→コチラ。 […]

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