こんばんは。時間的にはまだ18時前なのに、日が暮れるのが早くなったおかげでえらく夜感が強い今日このごろです。
明日はモデルナワクチンの2回め接種……。Twitterで検索してみると、やっぱり若い方、女性ほど激しく副反応が出ているようですね。男性は20代こそお熱が強めに出た方が多いみたいですが、40代後半からはグッと副反応が弱くなるようです。微熱程度で済んでくれますように……って考えてみたら1回目、微熱すら出なかった気がするんですよね。2回めもおっさんパワーで乗り切りたいところ。あとコロナに感染したことがある人の方が強く反応が出る説もあった気がしますが、そのあたりどうなんでしょうね。
さて
最近、Twitterに伴貞良写真日誌のアカウントを開設しまして、そこにちらちら写真を投げております。
そちらのアカウントは個人アカウントとは完全に別で、ただただブログへの誘導のために、テキストでの交流などせず淡々と写真を流して「おっステキ」とブログに写真を見に来てもらうためのもの。
ジャーナルブログは働く人たちを撮り、それを見てもらうことで日本全体が自信を取り戻して元気にやっていこう、というのが大きな目標ですが、同時にどうせあちこち行くのだからちょっと親切めに観光写真も撮っていくつもりでいます。
これまでの撮影旅行、振り返るとおっそろしく不親切だったので、ブログで旅気分を味わってもらったり、例えばバングラデシュのどこかの都市の働くおっさんたちを数人まとめて撮る、みたいなときに現地の土地柄やある程度の名所は写真として撮っておいた方が、より分かりやすいはずなんですよね。それをストックフォトで買ってきてもしょうがないので、自分で撮りに行き、そのついでにスナップすりゃ良いじゃん、というつもりでいます。YouTubeはさらにそのついで。
そういう旅らしいステキ写真もTwitterアカウントに流してひと目を引いてブログのアクセスを伸ばそうと考えておりまして、そうなるとこれまでに撮った写真からセレクトするにしても、路地裏のガリガリより観光写真寄りの明快なものを選んで出して行った方が良いな、という気持ちになりました。
親切セレクト
これはつまり、トラベルフォトとドキュメンタリー写真を流すブログだよ、という体裁になっているのに行ってみたらわけのわからん観念的な写真ばかりで引かれてしまう可能性をとりあえず回避し、一旦は分かりやすい写真で楽しんでもらって、ガリガリは少しずつ流して馴染んで行ってもらう形にするのがベストであって、まずは見た人が無責任に楽しい観光写真寄りのものをセレクトしていかないといけません。
- 見やすくて
- 楽しい
まずはこれら2点をクリアしないと、どれだけ深遠なテーマがあっても手に取られないので意味がありません。つかみは大事。もちろんこれは商売として写真を見せる際に考えるべきことであって、趣味の領域であれば誰にも知られずヘンリー・ダーガーみたいに生涯を終えても良いのです。私もそういう領域は常にあるでしょう。
何はともあれ、そういう親切に写真を見せようという視点で自分の過去旅写真をさらってみると、まあなんと観光地を撮っていないことか! と思うと同時に、とりあえず目につくものは通り魔みたいに撮り倒しているので、一応旅を感じないこともないなー、というものも一部ありました。
またセレクトの過程で、「サムネイルで目につかないとクリックされないもんなあ」ということで、よりパッと目につきやすいものをセレクトしてみたところ、こんな写真がHDDに死蔵されていた中から蘇りました。
色
わたくしモノクロが大好きですが、サムネイルで強い写真って、色を大胆に使うと「おや」って思いやすいですよね。わたし自身、色に惹かれてクリックすることは多い気がします。
SNSを通じて色んな国のカメラマン・写真家を見ていると、私がモノクロのトーンであっぷあっぷしている横を、色を自在に使いこなす欧米人がさっと通り過ぎていく感じで「あいつら色まできちんと自分のものとしてコントロールしよるなあ」という気持ちになります。
私達日本人、どうしてもセオリー重視で考えがちなので、アートといったらモノクロ! みたいに自分の手を縛ってしまう傾向が強いと思うのですが、欧米は現在のアート市場を彼らが作ったのもあり、より使いこなしている感じがするんですよね。色についても、見ている幅というか色に対する解像度がぜんぜん違う感じがします。
今回セレクトし直し、また再RAW現像してみて思ったのは、モノクロのかっこいい写真はかっこいい写真で自分のフィールドに持ち込んでからなら勝負ができるものの、SNSで人を引っ張ってくるにはモノクロって「バキーン!」みたいな強い構図にしないとなかなか難しいだろうな、ということ。アイキャッチ効果的がモノクロの場合は微細なトーンでは発揮されにくいので、アイコニックな形! みたいな図形の部分で人を引きつけるしかないように思います。
私はどちらも好きなのでどちらもやっていこうと思っておりまして、これは写真作家なんだから作風を一定にしないと、みたいな縛りを「いや俺は商業アートなんで、人が見て気持ち良いものをやります!」と割り切れてしまったからこその部分があると思います。
作家によって、その作風しか出来ないという不器用タイプの人もいれば、私みたいに器用貧乏タイプの人もいるでしょう。どちらもそれぞれアリなので、私は私に足かせをしないようにしてのびのび出来るようにしないとな、と思っています。
そんなわけで、虎の穴の中では1つの場所に留まることなく、モノクロもカラーもどんどんチャレンジしてもらう形で課題を設定していますから、時間がある時は課題に取り組んで自分の幅を広げて楽しんでくださいね。
私は私で、もっとアイコニックな強い写真を撮る努力を続けないとブログに来る人が増えないので、旅先に出たらそのあたり気にしてガシガシ撮ろうと思いました。
それではまた。