こんにちは。今日は土曜日ですね。
土日の常滑は通り抜ける観光客でけっこうやかましいもんですから、地元民はひっそりと暮らしていたりします。急激に暖かくなってきましたねえ。
さて
昨日は急な依頼のブツ撮りをこなしたんでありますが、ブツ撮りを依頼でやるのもだいぶ慣れてまいりまして、その中でも一番大事なのは安全面だなと思います。
写真で大事な安全はデータの安全と物理的な安全の2面がありまして、データの安全はメモリーカードの安全な取り扱いとバックアップ、物理面での安全は「倒すな落とすな」がメインなんじゃないでしょうか。
写真界隈の機材はそうめちゃくちゃ重い機材を扱うこともないのでそうそう人が死んだり大怪我をしたりはありませんが、機材が壊れて撮影続行不能みたいなことになるとえらいこっちゃなので、まず機材は低いところで扱いましょう、が大事。たとえばレンズ交換はしゃがんでしたほうが、もしレンズを落とした時にもダメージが最小限で済みます。ロケであればしゃがみが理想、スタジオであれば何かしら台の上でやったほうが良いですね。
それと同じくらい大事なのが、スタンド類のウェイトです。
カウンターウエイト
今回のセッティングのように、真俯瞰でカメラを水平に突き出すようなセッティングをすると、通常の三脚の脚の向き、果汁もとい荷重がかかる方向に3本のうち1本の脚を突き出して支えよう、というのが出来ません。その脚が写っちゃって邪魔ですからね。
ですから、脚と脚の間にカメラを突き出すことになり、二重の意味で三脚が倒れやすいんであります。
そういう時のために、真俯瞰セッティングをしそうだなと思ったら、スーパーのビニール袋にペットボトルを入れたものでも、バックパックに何かしら中身が入ったものでもなんでも良いので、カウンターウェイトになるものを用意しておきましょう。


今回のセッティングでは、ウエイトを低いところにくっつけたかったので、後ろ側になった脚にManfrotto製のクランプを挟んで、そこにウエイトをひっかける形にしてありますが、カーボンの脚に挟むタイプのものはあまり相性が良くなさそうです。こういう使い方ならアルミの方が良さそうですね。ロケ用にカーボン、スタジオ用には金属製が良さそう。
そもそもこのセッティング自体、床に背景をべた置きするのは埃を拾いやすいので改善したいところでありますが、今の事務所は暫定状態のまま、だましだましで行こう……と思っているので、稀に真俯瞰撮影が来たらこんな感じですねえ。
本当は被写体をちまちま動かして構図の微調整をすることも考えると、毎回かがまなくて良いように高さ1mくらいの撮影台を組んで、その真上にセンチュリースタンドやなんかでカメラを吊り、テザーなりモニター接続なりで構図を確認しながら撮るのがベストです。それも撮影が頻繁に来るなら出しっぱなしにしておけるので、受注を増やしたいところ。

てな感じでございまして、機材が壊れたりするとテンションが下がったりお財布にダメージがあるだけでなく、撮影が続行できなくなって困ったりしますし、仕事の場合はそれが一番恐いもんですから、普段から危険そうなところは目ざとく見つけて潰すようにいたしましょう。
その甲斐あってか、撮影した成果物を納品しましたら、クライアントさんには「こんなに素晴らしい商品写真」と喜んでいただけまして、私も嬉しかったです。
というわけで、また。