オークションに出品する際のレンズ写真

 こんにちは。今日は午後から常滑tktkのYouTube録り、言語学者のお友達との世間話収録に行く予定でおります。気温は30度程度なのですが異様に蒸し暑いですねえ。

 朝一番で奥様を送りに隣の半田市まで行ったところ、帰りに海っペリの工業地帯で素晴らしいところを見つけて歓喜いたしました。また望遠レンズを持っていきたいところです。

インダストリアルだなあ

さて

 今日はなかしんさんからリクエストのあった、レンズをメルカリやなんかに出品する際に何をどうアレすると良いのか、というのをやりましょう。

 わたくしも以前は大量にヤフオクで売って買ってを繰り返しておりました。やっぱり写真が良いと落札金額が間違いなくあがります。

 ただ、その「良い」はどこにかかるのか? ですよね。

 私の分析では、オークション写真は優先順位の高い方から順に、

  1. 分かりやすい(見やすい)
  2. 清潔
  3. 写真としてきれい(かっこいい)

 という順番でありまして、まずは写真としての美しさ、テクさよりも、オークションなので明快さ、詳細さが必要と思います。目的は写真の美しさに感心することより、安心して入札してもらうことですからね。

 ですからライティングやなんかも明快さを旨とするのでありますが、レンズは他のあれこれと比べてひとつ特殊な点があります。

レンズは素通し

 それはレンズでありまして、前玉後玉の両レンズが、ガラスなので透明なんですね。気をつけないで撮るとスカッと何もないかのように見えてしまい、1番目の「分かりやすい」が達成できないんであります。

 ですから、実務側で行きますと、レンズのブツ撮りはまず前玉に良い塩梅でハイライトを入れ、ついでに金属の粉が蒸着しているコーティングの美しさも見せて3番も達成、というのが良いんではないかと思います。

 今回のセッティングは、皆さん同じようにできないとアレだと思うので、ソフトボックを撮影台の横に、面が垂直になるようにセッティングしています。これ真上から吊り天井状態にしようとしたりすると特殊なスタンドが必要になったりしますから、ソフトボックスは垂直に置いた状態でやってみましょう。

ちょっと角度がついちゃいましたが垂直のつもり。

コーティング

 光源やなんかについては、可能な限り強いのを用意してください。カタログ撮りではないので色についてそこまで厳密にする必要はないと思います。大事なのはしっかり絞ってわかりやすくすることですから、下手に高級機材でぽやぽやにボケた写真よりも、コンデジやスマホで太陽の下に置いて撮ったほうが明快になってしまったりします。そこに負けたくないですよね。

 ↑この4枚、光源の位置を固定にして、カメラの位置を変えて4枚撮ってみました。1枚目が影の向きから分かるように光源が左、2枚目が左上の半逆光、4枚目が完全な逆光で、4枚目がまた左で、可能な限りギリギリまでソフトボックに近づけて撮ったものです。

 これら4枚の中から採用カットを選ぶとしたら、まあ2枚目じゃないでしょうか。もしくは3枚目。

 2枚目も3枚目も、前玉のガラスが「あるよ」というのが見えますし、まだ同時に飾り枠の印字なんかも様子がしっかり分かり、どういう形、質感をしているか見えますよね。

 オークション写真でよくあるのが、光源に対する知識がないせいで質感の表現がなく、どういう触り心地のものなのか、つるつるなのかさらさらなのか全然分からないものが沢山あります。

 皆さんせっかくカメラ側の知識があるのですから、ガラスのコーティング含め質感表現に気を使えると、オークションに参加する人たちも入札しやすくなると思います。安心感ですね。

小ネタ1

 前玉、銘板が撮れたらオークションは勝ったようなものなので、あとは同じノリで分かりやすく補足説明をしていけば良いでしょう。

 オークションで定番なのは、前玉写真から始まって、つぎに後玉も傷がないよきれいだよ、というのを見せ、あとは親切心で鏡筒なんかも撮っておくと良いでしょう。

 小ネタとしては、しゅっときれいに見せたいのであれば中望遠以上の長いレンズを使うと良いですが、そうすると被写界深度が広角よりも浅くなってしまいますから、そういう場合は仕事用テクとして「離れて撮ってトリミング」というのもアリです。

 ちょっと離れるだけで2~3段分くらい変わってきますから、困った時は試してみてください。これはオークションのように、写真の美しさや解像度の高さよりも分かりやすさが優先されるからこそという風に思います。私も依頼された通販サイト掲載用の写真であれば遠慮なくやります。

小ネタ2

 また、これはオークションに限らず、せっかく撮った写真をよその業者に流用されないように、ウォーターマークを入れたりすると良いですよ。

 可能なら商品にひっかかる形でレタッチしにくいように、かつ酷く見にくくならない程度にいれると安全です。

 私の場合、ジャーナルブログ用に撮る写真は、あえてカメラであればストラップを外さず撮っちゃう方がパクられにくくて良いよなあ、と思ったりします。

清潔さ

 最後に、オークション写真で大事なことの2番目、清潔さについて。

 皆さんおわかりと思いますが、ブツ撮りの際にどうしても付いてしまうホコリについては、私はレタッチで消しちゃうのはアリだと思います。吹けば取れますからね。

 ただ、傷や不可逆に付いている汚れをレタッチで消すのはナシだと思うので、そんな感じでやっていただくと良いんじゃないかと思います。これについては蛇足ですね。

 というわけで、オークションも意外は掘り出しものがあって楽しいものです。特にオールドレンズ界隈は市場に出回らないものも多くありますので、気になる方はやってみると良いでしょう。

 それではまた。

どうも管理人です! プロフィールが新しくなりました。項目ざくざくご入力くださいね~
投稿を作成しました 2152

コメントを残す

関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る