散歩写真のお供

ここのところRX10ばかり使っていたので、とんとご無沙汰しておりました。RX100も常に持ち歩いているんですよ。

RX10と一緒に使ってみると、RX100はIIIになるまでファインダー(EVF)がないので、炎天下で撮る時は勘で撮ることが多くあります。

ところが、意外とこれが良い構図になっていたりして、またそこが面白いんですね。

前々回やった反射モノの写真にしても、カメラをかなり低いところに構えるので、液晶はほとんど見えません。でも案外撮れるもんです。むしろ小型軽量で、どんな位置にでもカメラを持って行きやすいことの利点が大きいので、一眼レフやミラーレス一眼ですら撮れない写真が撮れたりします。

 

散歩スナップをする際も、一眼レフのサブとして使ったりするんですが、似たようなものを撮っているのにより新鮮な構図になったりすることがあって、やっぱりお前ただもんじゃないな、って感心するんですよ。

写真教室で教える際、だいたい皆さんカメラの高さを積極的に変えるっていうことが出来ないので、まず高いところ、低いところから撮ってみよう! ってやります。それが一番やり易いし、軽いから膝への負担も軽くてよろしいんじゃないでしょうか。

桜の写真と田んぼの写真では、Lightroomに持って行ってからのHDR処理をやってみました。これ手持ちでAEBした写真でもきれいに処理してくれるので使えますよ。

普段からHDRばっかりやっていると手間ばっかり掛かってアレなんですが、どうしてもダイナミックレンジを広く見せたい! っていう写真の場合は有効な手段になると思います。こんどそのLightroomに持って行ってからのHDRも解説いたしましょ。

4 Responses to “散歩写真のお供

  • 毎回楽しく拝見しております。ightroomでどのような処理を施してらっしゃるのか、是非ともご教授頂きたいです。私は基本的にjpeg撮って出しが多いのですが、HDRは全くと言って良いほど使ってません。せっかくRAW+でも撮れるわけですから、後処理の楽しみ方も見出したいと思っておりますのでー。あ、本、買いましたよ。楽しく読ませて頂きました^^

    • >夢玉さん
       こんにちは! ご覧いただいてありがとうございます。
       RAW現像、とっかかりが難しいんですが、慣れると撮った時の感動に写真を近づけることが出来て面白いですよ。
       RX100でのRAW現像、こんど何かの形で記事にしたいと思っていますので、また遊びに来てくださいね。
      http://vantherra.com/rx100/?p=168
       ↑いちおう以前書いた記事があるんですが、具体的な話ではないのでまたもうちょっとだけ突っ込んだ形でやりたいと思っとります。

       あと書籍のお買い上げ、ありがとうございますー! 文字数、ページ数に制限があるので100%お伝えするのはなかなか難しいのですが、可能な限り伝わるように書いておきました。お役に立てば幸いです。

      • お返事有り難うございます^^私も一眼レフやRX100ではRAW+で撮るようにしてます。一眼レフはPENTAXなのでカメラ内RAW現像をすることはよくありますが、RX100のようにPCでRAW現像する必要がある場合、面倒でJPGしか使わないことがしばしばです。本当はメーカーの色を大切にしたいとこ考えたりすることもあり、SONYのサイトから…Capture Oneでしたっけ?…を使おうとしたところ、Macメインで使っている関係上、正常に作動しないんですよね。写真はlightroomで管理はしているけれど、RAWは溜まる一方です。

        RAW現像に関する何かしらのヒントだけでもお教え頂ければ、またRAW現像に対するモチベーションもアップするのかなぁと思ったりー。詳しい内容はまた本を書いて頂くということで( ̄▽ ̄)

        • >夢玉さん
           PENTAXをお使いなんですね! PENTAXユーザーの方は心から写真を楽しんでいる方が多いように見受けられます。メーカー側からじわじわとにじみ出てくる牧歌的な雰囲気がそうさせるんでしょうか。

           私が一番得意としているのは、RAWで撮って現像もしてみたことがあるんだけど、なにが良いんだか、必要性がよく分からないという方へのレクチャーなんです。

           ちょうど夢玉さんがおっしゃるように、RAWで撮る利点がそう見つからないなぁ、という方って多いんです。

           でもRAWで撮ると、ホワイトバランスやなんかを自分でいじくれるようになるもんですから、「えっ、この写真って本当はこんな可能性があったの?」って自分が撮った写真で気づくようになるんですね。
           そこから、逆に撮る時に「そういえばRAW現像の段階ではこんな風だったな……よっしゃ」と、たとえば露出勘が鍛えられたり、色に対してもより気にして撮るようになっていきます。

           実際のやり方は、たしかに本や現実世界でのレッスンの方がよほどわかりやすいとは思うんですが、このブログに来て下っている方はRX100ユーザーの同志ですからね。やる気のある方なら「そっか!」と気づいちゃうようなヒントをどんどん出していきたいと思っとります!

           やる人はお金を払わなくても、情報はいくらでもありますからどんどん自習独習で進んで行ってくださーい! という気持ちでおります。

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